高齢化や担い手不足が続く中で、水産業の魅力を知ってもらおうという取り組みです。若者に海の仕事をアルバイトで体験してもらう取り組みが宮城県石巻市で始まり、高校生たちがカキ漁師の仕事を手伝いました。
「すぎょいバイト」と銘打ったこの海のアルバイト。26日、石巻市雄勝町で行なわれた作業には、地元の高校生6人が参加し、カキの稚貝がついたホタテの貝殻をロープに挟み込みました。

春休みに入った高校生に、アルバイトを通して水産業の魅力を伝えようと、地元の一般社団法人が初めて企画しました。
参加した高校生:
「(漁師は)確かにきついところもあるが、すごい楽しいのが一番大きくて良かった」
「一年中(仕事が)出来るんだと感じ楽しかった。この経験を生かして就職や進学につなげたいと思う」
漁師:
「人出不足の中で手伝ってもらって助かる。何らかの形で高校生にとって思い出や経験などプラスになることがあれば」
石巻市の沢田地区では、別の高校生4人が、カキ漁師の仕事を手伝いました。与えられた業務は、「全集中!ロープを斬って、斬って、斬りまくれ!」長さが200メートルあるカキ養殖のロープを、50センチほどに切断していきました。
この「すぎょいバイト」は、今月31日までで、時給は1000円。ホヤ漁師の手伝いやタコの加工など、9種類の海の仕事が用意され、35人の高校生が参加します。

主催した一般社団法人フィッシャーマン・ジャパン香川幹さん:
「(漁師は)受け入れてもらいやすい、優しい、ちょっと馴染みやすいことを分かってもらうためにすぎょいという言葉を選んだ。地元の高校生に石巻に水産業があるんだよこんなに楽しい産業なんだよイメージも変わってきているよということを伝えられれば」

応募人数を20人近く上回る人気ぶりに、主催した一般社団法人は、今後も長期休業の期間を利用し、「すぎょいバイト」を実施したいと意欲を見せていました。







