新型コロナの感染者数などが減少傾向にあることを踏まえ、宮城県は独自に行ってきた「みやぎ医療ひっ迫危機宣言」を13日で終了します。県は感染抑制の取り組みは継続する必要があるとして、県民に対し基本的な感染対策を呼びかけています。
県は新型コロナの第8波による感染拡大に対応し、去年11月30日に、「みやぎ医療ひっ迫危機宣言」を出し、ワクチンの早期接種や、教育・保育現場での感染対策徹底を呼びかけてきました。

しかし、1月半ば以降は感染者数、病床使用率ともに減少傾向に転じたため、県は2月9日に新型コロナ対策本部会議を書面開催し、宣言の終了を決定しました。
一方で、医療提供態勢の維持や感染拡大防止に向けた取り組みは継続する必要があるとして、県は、効果的な換気や不織布マスクの着用、手洗いなどの手指の衛生など県民一人ひとりが基本的な感染対策を徹底するよう呼びかけています。








