加美町で11日夜、顔にすすを塗り火伏せや家内安全を祈願する奇祭「切込の裸カセドリ」が3年ぶりに行われました。
男性たちが次々と顔にすすを塗っていきます。

加美町に、200年以上伝わる県の無形民俗文化財「切込(きりごめ)の裸カセドリ」です。
11日夜は、さらし姿の男性11人が宮崎切込地区を奇声を上げながら回りました。

そして、訪れた家で住民の顔に魔除けの「ヘソビ」と呼ばれるすすを塗っていきました。
加美町民「家族も地域もみんな元気でコロナも吹き飛ばすような1年になってほしい」

新型コロナの影響で3年ぶりに行われ、住民たちは今年1年の健康や家内安全を願っていました。








