感染者数が減少傾向にある新型コロナについて、宮城県は、独自に行っている「みやぎ医療ひっ迫危機宣言」を週明けの13日で終了すると発表しました。

県は、新型コロナについて去年11月末に「みやぎ医療ひっ迫危機宣言」を出し自主検査やワクチン接種などの対策を呼びかけていました。

当初、宣言の期間は1月16日まででしたが、第8波による感染者数の高止まりが続いていたことから宣言をおよそ1か月延長し、週明け13日までとなっています。

9日は、県内で新たに604人の感染と80代の男女2人の死亡が確認されましたが、県は、新規感染者数が23日連続で前の週の同じ曜日を下回るなど、感染が縮小傾向にあることから、宣言を延長せず、予定通り13日で終了すると発表しました。

県は、「終了後も感染対策の徹底など要請の一部は継続する」としています