地震や水害などの災害に備え、宮城県大河原町で一人暮らしの高齢者に「非常持ち出し袋」が配布されました。

非常持ち出し袋を配布したのは、大河原町社会福祉協議会で、8日は職員らが町内に住む70歳以上の一人暮らしの高齢者の自宅を訪問しました。

持ち出し袋には災害に備え、懐中電灯や飲み水を貯めるウォータータンク、アルミシートなどが入っています。

職員らは、「玄関先に置いて備えてほしい」などと声かけをしながら、持ち出し袋を渡していました。

住民「量とか品物とか、そういうものが分からなかったので今回は助かります」

大河原町社会福祉協議会生活支援コーディネーター・武山早苗さん「震災を含め、水害とかが最近多くなってきているので、その人に合った中身を充実さていただけたらと思う」

大河原町には、70歳以上の一人暮らしの高齢者が62人いて、社会福祉協議会は9日までに対象となる全ての世帯に、非常持ち出し袋を配布することにしています。