東日本大震災の津波で児童ら84人が犠牲になった宮城県石巻市の大川小学校に灯される「竹あかり」のワークショップが開かれ、遺族らが追悼の思いを込めて竹灯籠を作りました。
石巻市針岡で行われた「竹あかり」のワークショップには、県内外からおよそ30人が参加しました。

「竹あかり」は人とのつながりを育み震災を風化させないようにと児童の遺族らが去年から始めたものです。
5日は、切り出された竹の節を取ったりドリルで穴を開けて模様を付けたり追悼の思いを込めて竹灯籠を作っていきました。
参加者:「いろんな思いのある人が沢山いると思う。その人たちの気持ちに寄り添えるような明かりが灯ればいいと思い参加している」

大川竹あかり 佐藤和隆代表理事:「多くの人に関わってもらい完成させることに意味があると思っている。」

ワークショップはこれから毎週日曜日開かれ、3月11日に大川小学校で震災当時の在校生と同じ数の108本を灯すことにしています。







