冬山での遭難を想定した救助訓練がきのう白石市内のスキー場で行われました。

みやぎ蔵王白石スキー場で行われた冬山遭難救助訓練には警察官や山岳救助隊員らおよそ30人が参加しました。きのうは、遭難した際に音声だけでは把握しづらい状況を、映像を通して通報できる「110番映像通報システム」の活用方法を学んだほかスノーシューや輪かんじきを履いて歩行訓練に取り組みました。県内では去年、山岳遭難事故が30件発生していて、2人が死亡しています。警察では、無理のない計画で冬山登山をしてほしいと呼びかけています。