東日本大震災の発生からまもなく12年になるのを前に、災害報道のあり方を考える研究会が仙台で開かれました。

仙台市内で開かれた研究会には、新聞社や放送局などの記者およそ40人が参加しました。

研究会では、津波で大川小学校に通っていた弟を亡くした永沼悠斗さんが「震災伝承や震災報道の意義が高まっている」と話しました。
3.11メモリアルネットワーク・永沼悠斗理事「私たちが取材対象者として感じている違和感を解決して、世の中に発信することはすごく価値があること」


このあと、災害報道について話し合い、「震災から時間が経った今、何を伝えるべきか」など悩みや課題が出されました。