3月3日の桃の節句を前に、宮城県丸森町で江戸時代から伝わるひな人形などを集めた企画展が、31日から開かれています。
江戸時代から昭和初期にかけて栄えた丸森町の豪商、齋藤家。その邸宅「齋理屋敷」の大広間には、ひな人形やひな道具など合わせて100点が展示されています。

会場には、江戸時代に作られたとされる豪華な「享保びな」や、小ぶりながら豊かな表情が特徴の「古今びな」などが展示されています。

また、齋藤家に嫁いだ花嫁が持参したとされる「市松人形」も展示されていて、訪れた人は娘の幸せを願う親の気持ちを温かく感じていました。
角田市から訪れた人:「心が豊かになります。娘に対しての愛情がすごい込められてますよね」

また、別館には伝統の丸森和紙などを使った手作りのひな人形も展示もされています。この「齋理の雛まつり」は4月2日まで開催されます。







