操作ミスに加え巡回怠る

当時、巡視船「ざおう」では、自動ポンプを使い、メインタンクから別のタンクに重油を移す作業が行われていました。本来なら「自動制御」によりタンクが一杯になったら止まる仕組みです。

出荷間近のワカメなどが全滅(宮城・塩釜市)

ところが、調査結果によりますと、乗組員は誤って「別のボタン」を押したため、「自動制御」ではなく「連続運転」の状態になったということです。このため、タンクが一杯になった後も重油が流れ続け、最終的に湾内へとあふれ出しました。

さらに、重油が流出したと見られる深夜から未明にかけて2度の巡回がありましたが、複数の乗組員がいずれも寝過ごし「巡回を怠っていた」ということです。第二管区海上保安本部は、「前日まで遠方で海難の対応にあたっていた。その疲れから寝過ごしてしまった」と説明しています。