宮城県内でこの春採用された教職員に災害時の学校での安全管理について考えてもらおうと、9日に県内4か所の震災遺構などで研修会が開かれています。

このうち、宮城県石巻市の震災遺構、大川小学校には、2026年度に採用された教職員109人が訪れました。

大川小学校では、東日本大震災の津波で児童・教職員あわせて84人が亡くなり、講師を務めた佐藤敏郎さんは、次女・みずほさんを大川小学校で亡くしました。

自らも中学校の教師だった佐藤さんは、大川小での出来事や自身の経験を伝え、避難行動を何度も繰り返し検討してほしいと訴えました。

大川伝承の会 佐藤敏郎さん:
「かわいそうだから、辛いからもう考えるのやめましょうねと目を背ける、あるいは頑張ったから仕方がないですよねって終わってはいけないです。きちんとつないで学ばないと、子どもの命先生の命が無駄になる」

参加者は真剣に話に耳を傾けていました。