干支のウサギの絵柄や新年への期待をしたためた年賀状を展示する恒例の「100万人の年賀状展」が11日から、仙台文学館で始まりました。

21回目を数える仙台文学館の100万人の年賀状展。今年も宮城県内外から660点が集まり、その全てが展示されています。絵画あり、版画あり、そして文字だけであふれる思いをしたためたものなど様々です。
この年賀状は、干支のウサギにちなみ、抱負として飛躍を誓っています。


また、これは、ロシアによるウクライナ侵攻の長期化を踏まえ、世界平和への願いが込められています。


仙台文学館 伊藤美菜子さん:
「年賀状はもらうとうれしい。年賀状離れといわれるが、これも一つの文化として、皆さんに改めてその良さを感じてもらえれば」


会場には、このほか、応募者のなかで最高齢となる99歳の女性が描いた絵手紙や、台原中学校の生徒が自由な発想で描いた作品も展示されています。


100万人の年賀状展は、2月12日まで青葉区の仙台文学館1階ロビーで開かれています。