新春の恒例行事の仙台市消防出初式が6日、行われました。新型コロナウイルスの感染拡大で2年連続中止されてきた伝統の「階子乗り」が3年ぶりに披露されました。
仙台市の消防出初式は、明治時代から続く新春の伝統行事で、始めに消防隊員らおよそ1000人がパレードしました。

そして、市の無形民俗文化財に指定されている「仙台消防階子乗り」が3年ぶりに披露されました。コロナ禍で中止となったの間も、団員は練習を欠かさなかったということです。

階子乗りを見た人:
「そうだね、かっこよかった」

「初めて見たけどすごい。今年一年も安全に過ごせたらいい」
「主人が階子に乗った、どきどきしたけど無事終わって良かった」

仙台市消防局によりますと、去年の火災の発生件数は209件と1988年に泉市などを編入して以降、最も少なくなりました。参加した人たちは、今年1年の防火や無事を祈っていました。







