「こんな時に、こんな呑気に、誕生日なんて祝われていいのだろうか。」
そして、いよいよ開幕。
国境なき劇団・佐藤敏行さん:
「それでは15年前の3月16日の時間をゆっくりお過ごしください。まもなく開演いたします。」

「3月16日。忘れたいことでも忘れてはならないことがある。」
「大災害を体験し、全てを消去したい衝動にかられるが、目をそらしてはならないと思っている。」
「地震で建物の一部が破損し、大津波により粘っこいヘドロの泥海水におそわれ、家屋が浸水した。」

当時仙台にいた人の日記:
「こんな時に、こんな呑気に、誕生日なんて祝われていいのだろうか。複雑な気持ちだった。」

当時石巻にいたの人の日記:
「妻の遺体が見つかったのが16日。顔の眉間は傷つき、服の大半は津波で脱がされ…あの大川小近くの三角地帯でやっと会えた妻は変わり果てていました」








