「これからも忘れないで」
ボランティアたちを温かく迎えいれる、遠藤栄美さん。
彼女もまた、この竹あかりに特別な祈りを込める一人です。
遠藤栄美さん:
「子どもたちがね、この竹あかりを目指して、お父さんとか、お母さんに会いに来るんだから」

遺族の生の声を聴き、思いに触れた影山さんは、これまで抱えていた不安を口にします。
影山拓也さん:
「本当に僕が、被災地に足を踏み入れても大丈夫なのかなという思いは正直ありました」

遠藤栄美さん:
「『15年後に来ていいのか?』って思ってくれているんだけれど、いいの。その想いで。子どもたちの命を、生きていたということを忘れないでほしいと思って、竹灯りを続けさせてもらっているので」

影山拓也さん:
「ようやく15年経って来て、震災に対しての感覚、捉え方がすごく変わりました」
遠藤栄美さん:
「命を大切にしてください。これからも忘れないで」

影山拓也さん:
「絶対に忘れないです」
触れてはいけないと思っていた、悲しみの記憶。
その記憶に触れた時、見えてきたのは『大川小で起きたことを忘れないで』という切実な祈りでした。
影山拓也さん:
「僕が出来ることと言ったら、友人だったり家族に、その現地の空気感だったり、本当の怖さをより多くの人に広めていくことが大事なのかなって思いました」

大切な人を守るため、一人でも多くの命が助かるように。
遺族たちの想いを繋いでいきます。







