患者をシーツにくるみ移動
津波が来る直前、職員らは、およそ200人いた入院患者を2階以上に避難させました。停電でエレベーターが使えなかったため、患者をシーツにくるみ、階段を何度も往復したといいます。

女性職員:
「職員もだったけど、患者さんが冷静で誰ひとり取り乱す方がいなくて」
男性職員:
「(職員で)誰もやめようという人はいなかった。これはやむを得ないことだと思った。すごく大変」
実は震災前のハザードマップで、病院まで津波は来ないとされていました。しかし、1年前の2010年にあったチリ地震津波を踏まえ、津波警報が出た際は、念のため患者らを2階以上に避難させると決めていたのです。この備えが、命を救うことにつながりました。

南浜中央病院 高階憲之院長:
「(震災時)この地震ではひょっとすると津波が来るかもしれないということで上に移さなきゃいけなかったよねと。患者さんを2階以上にあげなくちゃいけなかったよねという声が複数の人から出た」







