新年を前に塩釜神社では20日、毎年恒例の大しめ縄の掛け替えが行われました。

烏帽子に白装束の神社の職員5人が長さ8メートル、重さ60キロの大しめ縄を運び拝殿に取り付けていきました。拝殿や鳥居に取り付けられるこの大しめ縄は、神社の御神田で収穫された稲わらで作られたもので、塩釜神社では毎年この時期に掛け替えを行っています。

大しめ縄は、神聖な場所への境界線とされていることから、古い年のけがれを取り払うため毎年、掛け替えるということです。

塩釜神社 鈴木重和権禰宜:
「新たな年を迎えるにあたって、皆様が清々しくお参りできるよう掛け替えをしている。明るく平和な令和5年になるよう願っている」

塩釜神社では、12月28日頃まで同じ境内にある志波彦神社を含め15本の大しめ縄の掛け替え作業が行われ、新年を迎える準備が整います。