仙台赤十字病院と県立がんセンターが統合し、宮城県名取市に建設される新しい病院について、基本計画が公表されました。事業費は、486億円とこれまでの想定より186億円増えています。

仙台市太白区にある仙台赤十字病院と名取市にある県立がんセンター。

2つの病院を統合した新病院は、名取市植松に新築されます。

基本計画によりますと、新病院の延べ床面積は3万1080㎡で、地上7階程度の病棟に加え放射線治療などを行う1階建ての別の病棟も整備します。

合わせて35の診療科を設置し、二次救急医療、周産期医療、がん治療、災害医療に力を注ぐと説明しています。

事業費は486億円と資材費の高騰などにより、2024年公表した時点に比べ186億円ほど増えています。

仙台赤十字病院 八重樫伸生院長:
「近年、物価上昇などの影響により、病院建設工事の入札が成立しない事例も見受けられる。今後の社会情勢も見据えながら、設計段階においてさらに精査する」

現在、仙台赤十字病院とがんセンターの病床数は、合わせて723。これに対し、新病院の病床数は、400となる予定です。

新病院は、2030年度中の開院が予定されています。
2つの病院の統合を巡っては、特に仙台赤十字病院の周辺住民から強い反対の声や不安の声が出ていました。

今後、移転した跡地の活用方法についても検討が進む見通しですが、21日の時点で具体的な計画は示されていません。
医療施設の誘致を望む声もあり今後は、跡地をどう活用するのかも焦点となります。







