今年10月白石市内の中学校の職員室に灯油をまくなどした威力業務妨害の罪に問われている事務職員の男の初公判が19日、仙台地方裁判所で開かれ男は起訴内容を認めました。

威力業務妨害の罪に問われているのは白石市大平森合の白石中学校事務職員・渡邉秀一被告(56)です。

起訴状などによりますと渡邉被告は今年10月16日、白石中学校の職員室などに
灯油をまき火を付けたろうそくを床に置くなどして学校の業務を妨害したとされています。

19日、仙台地裁で開かれた初公判で、渡邉被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。
冒頭陳述で検察側は「被告は仕事に対する不満や家族で抱えていた借金への悩みが原因で犯行に及んだ」と指摘しました。