逮捕されたのは元同僚
八島定敏さん:
「その時に私の家内はですね、泣きすがって暴れるどころの騒ぎじゃなかった…狂ったように騒いでましたね。私もそれを、抱きかかえるのが精一杯で」
八島定敏さん:「今でも思う、代われるものなら代わってあげたい。まだまだ若い、これからの人生だっていうのに」

八島さんは後に、警察や和佳子さんの友人から、刺した男性が和佳子さんの元同僚で、和佳子さんにしつこく交際を求めていたことを聞きました。
八島定敏さん:
「何で断られたらぶん殴るぐらいで勘弁してくれないのかなと思う。何で刺して…」
静かにそう語る八島さんの表情は、こみ上げる怒りを抑えているように見えました。
【後編】「ご両親より先に死ぬなんてあってはならない」八島さんが生徒に問いかける「命」の重さ







