親の介護や相続などに直面するシニア世代の人たちに交流を楽しみながら
人生を見つめ直してもらおうというイベントが仙台で開かれました。

青葉区の青葉山公園で23日開かれた「ゆうゆうフェスタ」。

親の介護や相続などに直面する50代以上の人たちに、互いの悩みを共有したり
人生を見つめ直したりできる場を提供しようと去年から開かれています。

こちらは「納棺体験会」。


参加者はまず、自分の理想の最期やこれまでの人生で感謝していることを書き出します。

この女性は2か月前に母親を亡くしたばかりだと言います。

参加した女性:「母が亡くなる前から入ってみたくて。これに入ると人生観変わるよって言われていたから。」

その後、現役の納棺師立会いのもと、実際に棺に入りました。

参加した女性:「自分の気持ちを伝えたり感謝の気持ちを伝えたり後悔していることを伝えていくことは大事だなと振り返った。」

参加者は、普段はできない体験を通じ、自分や家族の人生について改めて考えている様子でした。