宮城県の気仙沼港に19日、45日間の航海を終えた県の海洋総合実習船「宮城丸」が帰港しました。

宮城丸には気仙沼向洋高校と宮城水産高校の生徒ら30人が乗り込み小笠原諸島沖で延縄漁などの実習に取り組みました。

気仙沼港では、漁で取ったビンナガマグロなど0.6tが次々と水揚げされました。

気仙沼向洋高の生徒
「航海実習では教科書で見た方法に加えて、現場でしか分からない事をたくさん見られて良かった」


「海での生活は大変だったがみんなと協力して、自分の為になる実習が出来て良かった」

水揚げされたマグロは県内の一部のスーパーで販売されるほか学校での缶詰実習で使われるということです。

宮城丸の次の航海実習は来年1月中旬に予定されています。