JR仙台駅東口近くのビルで違法に客引きをしたとして、キャバクラ店の経営者ら男2人が逮捕されました。警察は29日夜、このキャバクラ店を家宅捜索しました。

警察は29日夜、風営法違反の疑いで仙台市宮城野区榴岡4丁目のキャバクラ店を約25人態勢で家宅捜索し、従業員名簿や携帯電話など段ボール3箱分を押収しました。

警察は、ともに住所不定の、この店の経営者の38歳の男と同じく従業員の38歳の男を風営法違反の疑いで29日までに逮捕しました。
警察によりますと、2人は10月15日午後11時頃、店が入るビルの敷地で「新店舗なんですけど」などと通りかかった人に声をかけ、風営法で禁止されている客引きを行った疑いが持たれています。

警察は捜査に支障が出るとして2人の認否を明らかにしていません。
警察は10月22日に、仙台市青葉区国分町で風俗営業の許可を得ずに従業員に客の接待をさせたとして別の男5人を逮捕していて、今回家宅捜索したキャバクラ店も同じグループの関係先とみて調べています。