19日、宮城県大崎市の温泉街でクマの目撃が相次ぎ、警察が住民や観光客に注意を呼びかけています。
19日午後1時半頃、大崎市鳴子温泉の温泉旅館が立ち並ぶ場所で、神社の敷地内に体長1メートルほどのクマ1頭がいるのを近くで働く人が目撃し、警察に通報しました。通報した人は、神社敷地の藪のようになっている場所でガサガサという音がしたので見ると、クマがいたためすぐに逃げたということです。
また、午後8時15分頃にも近くを通りかかった人が同じ神社の敷地内で木に登っている体長80センチほどのクマ1頭を目撃しました。
鳴子温泉街では18日午前5時半頃にも路上でクマ1頭が目撃されているほか、午後6時半頃には温泉街の東側に広がる山林付近で、JR陸羽東線の列車の運転士が線路上にいる体長70センチほどのクマ1頭を目撃しています。
宮城県ではクマの出没警報が出ていて、警察は近隣住民や観光客に注意を呼びかけています。