宮城県色麻町で10月15日、子グマがわなにかかり、親グマがそばをうろついているとして町の職員などが夜通し警戒に当たりました。10月16日朝、2頭とも猟友会によって駆除されました。

警察によりますと、10月15日午後6時頃、色麻町一の関の雑木林に仕掛けられた箱わなに子グマがかかっていて、近くに親グマがいると住民から通報がありました。子グマは体長約60センチ、親グマは体長約1.3メートルで、わなから50メートルほどの場所には民家があるため、色麻町の職員らが夜通し親グマの動きを警戒していました。

今野カメラマン・リポート:
「午前8時40分です。今銃声が響きました。クマが駆除されたとみられます」

一夜明け、親グマは猟友会によって駆除されました。

色麻町農林課・板垣 知広・課長補佐:
「花火での追い払いをしたが、それでもなお近くに留まって隊員の方に向かってきたので発砲して駆除した」

わなにかかった子グマも駆除されました。