9月、宮城県利府町の建物の中で30代の女性の性的な姿を密かに撮影したとして山形県の自衛官の男が逮捕されました。
性的姿態等撮影の疑いで逮捕されたのは、山形県東根市に住む陸上自衛隊 神町駐屯地の自衛官の男(44)です。
警察によりますと、この男は9月22日午前9時20分頃から午前10時40分頃までの間、利府町内の建物の中で30代の女性の性的姿態を撮影機器で密かに撮影した疑いが持たれています。
男と女性は面識があったということです。警察は、被害者保護を理由として犯行の詳細を明らかにしていません。警察の調べに対し、「撮影したことは間違いない性的欲求を満たすためだった」と容疑を認めているということです。
男が所属する神町駐屯地の第20普通科連隊連隊長・南條 衛1等陸佐は「国民の生命と財産を守る自衛官がこのような事案を起こし誠に申し訳なく思っております」「今後、隊員個々の身上に応じた服務指導をさらに徹底し同種事案の再発防止及び信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。警察が事件の経緯を詳しく調べています。