受験生の利便性の向上を目的に宮城県内では、2026年3月に行われる公立高校入試からウェブでの出願が導入されます。これを前に、9月26日に実際に出願に携わる教員を対象としたシステム操作の説明会が開かれました。

仙台市宮城野区で開かれた説明会には、宮城県内の中学校の教員約130人が参加しました。説明会では、導入されるウェブ出願システムの概要の説明があり、実際に受験生が行う操作手順を体験しました。

宮城県内では、受験生の利便性の向上を目的に2025年度=2026年3月の入試から全ての公立高校の出願がウェブ上での手続きに移行します。出願はこれまで、受験生が手書きで願書を書き、中学校が取りまとめて一括で高校に提出していました。
ウェブ出願では受験生がオンラインで出願や手数料の納付手続きを行い、学校側も同様に内申書などの登録を行えるため、学校側の事務作業や経費の削減にもつながるということです。
参加した中学校教員:
「生徒も保護者も学校も願書の点検などをだいぶ控えられる。これからの時代には合っているなと思う」

ウェブ出願は、2026月中旬からのトライアル期間を経て、2026年3月に行われる入試の出願から導入されます。