10日、宮城県大崎市内の飲食店で鶏肉料理を食べた4人が下痢や腹痛の症状を訴えました。県はカンピロバクター菌による食中毒と断定しこの飲食店を22日から3日間の営業停止処分としました。
22日から3日間の営業停止処分を受けたのは大崎市古川台町の「焼鳥しぶや家」です。県によりますと10日午後6時半頃からこの店で鶏肉料理を食べた20代から40代の男性4人が下痢や腹痛の症状を訴え、このうち2人が医療機関を受診しました。提供された料理はとりわさや焼き鳥などで、それぞれの便からカンピロバクター菌が検出されたこと、ほかに原因とみられる食事がなかったことなどから県は、この店の料理が原因の食中毒と断定しました。
全員、症状は快方に向かっているということです。カンピロバクター食中毒の主な原因の一つは生や加熱が不十分な鶏肉料理です。県は、十分な加熱を呼びかけています。