気仙沼市と南三陸町などで収穫されたブランド米「南三陸米」が販売されるのを前に9月19日、出発式が行われました。

気仙沼米穀商業協同組合 階上精米センター南三陸米は、地産地消を目指し気仙沼市、南三陸町、登米市津山町で生産された「ひとめぼれ」の1等米だけを使った地域ブランド米です。

9月19日はJAの関係者ら約30人が集まり新米をおにぎりにして味を確かめました。この地域では2025年は猛暑と水不足による影響は一部にみられるものの、今のところ品質は問題ないということです。

JA新みやぎ南三陸地区・阿部國博 筆頭理事:
「南三陸地域の1等米を原料としている安全、安心ということだけではなく、おいしさを届けたいという切実な思いを込めているので、ぜひ味わってほしい」

南三陸米は10キロ税込み9800円前後で9月19日から気仙沼市や南三陸町のスーパーとJAの直営店で販売されます。出発式ではテープカットを行って新米3トンを積んだ第一便のトラックを見送りました。2024年並みの150トンの出荷を見込んでいます。