仙台市などで車止めのポールが相次いで盗まれた事件で、市が行った緊急点検の結果、公園では、136本の被害が確認され、被害総額は約820万円に上ることが分かりました。

仙台市内の公園などでは、2025年6月以降、金属製の車止めポールの盗難が相次いでいて、市は8月末から9月中旬にかけて管理する公園の緊急点検を行いました。

その結果、52の公園で合わせて136本の車止めが盗難に遭い、被害総額が約820万円に上ることが分かりました。

内訳は、青葉区が12か所で39本、太白区が13か所で36本、泉区が12か所で29本などとなっています。

市は今後、これまでのステンレス製から単価の安い鉄製に変更して再設置し全てのポールに防犯シールを貼ることにしています。

また公園への防犯カメラの設置などについても検討を進めています。