オープン当初から続ける「子ども食堂」で“孤食”を防ぎたい

子育て支援カフェとしてオープン当初から月に2回開催している子ども食堂。小中学生はランチ無料の日です。

半沢裕子さん:
「ご飯炊いてもらって・・・どうしようかな、きょう読めない、暑すぎて来ないかもわかんないよね」

スタッフ:
「夏休みチェックインしてるんで」

半沢裕子さん:
「誰でも来れるようにして孤食、1人で食べるのを防ぐのを私たちはやりたいなと思って。小中学生ならどうぞという形で始めた」

子ども食堂で提供するランチの食材は、気仙沼市内の方からもらったものやフードバンクのものを使っています。

小学生:
「子ども食堂は、土曜日やっていて知らない人も集まるけど楽しいからいいところだと思います」

半沢裕子さん:
「老若男女の方が来て、特に子どもたちが関わって子どもがいていいんだねっていう、どうしても子どもって、今騒音っていう時代になってきているので、そうではなくて、大人の人たちが子どもだったんだから、思い出してほしいなじゃないですけど、そんな感じで誰でも集える場所が常にここにあるよとなれば」

震災から14年半がたち、被災地では復興が進んだものの、過疎化や人口減少が課題となっています。

そうしたなか、このカフェでは、”街の未来を担う”子どもが、みんな笑顔で過ごしていました。

また、家カフェHATAは、子育て世帯が利用しやすい環境が整っているとして
気仙沼市の「子育て応援店」にも認証されているそうです。

半沢さんは、地域の人たちも集まって子どもたちの成長を一緒に喜びあえる場所になればと話していました。