宮城県白石市の温泉旅館「薬師の湯」が、施設の老朽化などにより、10月末で閉館することがわかりました。

宮城県白石市福岡蔵本の「白石温泉薬師の湯」は、2006年に閉館した「かんぽの宿白石」の建物を引継いで2007年にオープンし、宿泊と日帰り入浴が楽しめる温泉旅館として人気を博していました。

しかし、建物が築40年以上と老朽化が進んでいることに加え、コロナ禍で落ち込んだ売上げが回復しなかったことから、旅館を運営する社会福祉法人は、今後、温泉設備の修繕にかかる費用を賄えないとして、事業継続を断念し、10月末で閉館することになりました。

建物内で運営している介護事業は、継続するということです。宿泊の予約は、10月31日のチェックインまで受け付けます。