8月25日の週、宮城県内の定点医療機関で新型コロナウイルスに感染していると診断された人の数は583人と8月18日の週より増加しました。
新たな変異株「ニンバス」感染拡大も影響しているとみられていて、宮城県は、感染対策を徹底するよう呼びかけています。

宮城県によりますと、8月31日までの1週間に宮城県内55の定点医療機関で新型コロナと診断された人の数は583人と前の週に比べ30人増えました。
増加は2週連続です。

1医療機関あたりの感染者数は10.6人で保健所別では大崎が18人と最も多く、次いで仙南が14.6人、塩釜が12.2人となっています。

全国では2025年の夏から、強いのどの痛みが特徴の「ニンバス」と呼ばれる新たな変異株の感染が広がっているとみられます。

宮城県は、石けんでの手洗いやうがい、咳エチケットなど感染対策を徹底するよう呼びかけています。