宮城県の気仙沼港に3日長崎県の第5太喜丸(たいきまる)が入港し、北海道のはるか東沖の公海で獲ったサンマ98.9トンが水揚げされました。

気仙沼港では2024年より11日遅いサンマの初水揚げとなりました。

サンマ漁はここ数年不漁が続いていて、2024年から公海での漁がこれまでより10日早い8月10日に解禁されました。

第5太喜丸 深堀将吾漁労長
「漁は今年はいいのでは、脂も乗っているし。また気仙沼港に入ってこられるように頑張る」

買受人
「今年のカツオの水揚げが苦戦しているのでカツオの補いをなんとかサンマでつけたい。『今年はおいしいね』という感じで、おかわりがくるようなサンマ」

水揚げされたサンマは中型よりもひと回り大きい130g以上が主体で、水揚げが多かったことなどから2024年を大幅に下回る平均で1kgあたり385円で取り引きされました。

気仙沼港でのサンマの水揚げは9月中旬から本格化し12月まで続きます。