2025年に昭和100年にあたることを受け、タイムトラベルのような気分を味わえる写真集が8月に出版されました。
掲載されているのは、仙台市内の今と昔を見比べた写真の数々。出版した男性は、子どもたちの学びにもつなげてほしいと話しています。

JR仙台駅西口を写した2枚。左は1978年、まだペデストリアンデッキができる前の風景です。

8月27日から販売が始まったのは、写真集「センダイ・タイムマシン」です。

風の時編集部 佐藤正実代表:
「昭和と令和を行ったり来たりするそんな写真集ということから、過去と現在、未来を行ったり来たりできるようにタイムマシン」

写真集を編集・発行した佐藤正実さん。

市民から寄せられた昭和の写真をもとに同じ場所を探し当て、2022年から2025年までスマートフォンで撮影してきました。

風の時編集部 佐藤正実代表:
「昭和100年節目の年である。大人たちのノスタルジーだけじゃなくて子どもたちの地域の魅力発見にも役立つものがあると、ヒントをもらったので今回制作した」

佐藤さんは、2024年まで、古い写真と同じ位置でその場所を撮る、いわゆる「同ポジ」撮影を通して地域の歴史を学ぶ中学生たちの学習に携わりました。この経験が、出版のきっかけになったといいます。