涼しく感じられた12日とは打って変わり、13日は宮城県内各地で日差しが十分に届き、厳しい暑さが戻ってきます。午後からは湿度も高くなるため、熱中症への十分な注意が必要です。
各地で30℃前後 内陸部では31℃も

13日の最高気温は、沿岸部では30℃を下回る地域もありますが、内陸部を中心に広い範囲で30℃から31℃まで上がる見込みです。12日より大幅に気温が高くなりそうです。

仙台の気温は、31℃まで上昇する予想です。夜間の気温低下もゆっくりで、明日の朝の最低気温は23℃と、今朝よりやや高くなりそうです。
湿度高く日中は基本晴れる見込み




13日の天気は、高気圧に覆われて雲が広がる時間もありますが、日中は基本的に晴れる見込みです。夜は次第に雲が増えてくるでしょう。午後は風向きが変わって海からの風となり、湿度が高くなります。気温も上がるタイミングと重なるため、午後はかなり蒸し暑く感じるでしょう。

14日は、北海道東方の海上に高気圧が移動することで、宮城県内は東よりの湿った空気の影響を受けやすくなります。湿った空気が奥羽山脈にぶつかり、宮城県側に雲が溜まりやすくなる見込みです。

雲が濃いところでは霧雨などの弱い雨が降る可能性もあるため、外出時は折りたたみ傘を持参するのがよいでしょう。
残暑長引く見込み 18日以降は平年より高温に

最近は朝晩の涼しさも感じられるようになってきましたが、この先の気温はどうなるのでしょうか。

最近の仙台の最高気温は変動が大きく、30℃を超える日もあれば、25℃前後に落ち着く日もありました。昨日の最高気温26.9℃は未明に観測された値で、日中はさらに低い気温で推移し、涼しく感じられました。

しかし、この先の週間予報では30℃以上の暑さが続く見込みです。特に来週月曜日には35℃近くまで気温が上がる予想で、最低気温も24℃から25℃の日が多くなり、熱帯夜となる日も出てきそうです。

気象庁は12日に高温に関する早期天候情報を発表しました。これによると、8月18日頃から気温が平年よりかなり高くなる見込みです。30℃以上の暑さが8月後半になっても続き、残暑が長引きそうです。

全国的には、太平洋高気圧が強まることで晴れ間が広がり、暑さが厳しくなる予想です。一方、札幌は気圧の谷や前線の影響で雲が広がりやすく、雨の降る日もありそうです。熱中症対策を十分に行い、厳しい暑さに備えましょう。







