備蓄米を新幹線で仙台から東京に送る初めての取り組みです。アイリスオーヤマの備蓄米が10日、東北新幹線で輸送され、東京駅と上野駅でそれぞれ販売されました。

JR仙台駅の新幹線ホーム。運ばれてきたのは、備蓄米が入ったダンボールです。

高橋未来記者:
「東京行きの新幹線に備蓄米が積み込まれていきます」

輸送したのは、アイリスオーヤマが随意契約で政府から買い受けた2022年産の備蓄米5キロ200袋です。

このうち100袋は、午前8時40分発の列車で仙台を出発し、およそ2時間後に東京駅に到着しました。

備蓄米は東京駅と上野駅でそれぞれ100袋が販売されました。価格は、5キロ税込み2160円。購入は事前予約制でしたが、販売前に受け付けが終了する人気ぶりでした。

購入した人:
「やっと手に入ったという感じ」

購入した人:
この子で3人目なんですけど 、コメがすぐなくなっちゃうので手に入ってよかった」

アイリスプラザ営業本部 川浪祐嗣マネージャー:
「まだまだ待っているお客が多くいるので、一人でも多くの人に届けられれば」

アイリスオーヤマが備蓄米を東京駅などで販売するのは初めてです。次の販売は未定で、アイリスオーヤマは今回の結果を踏まえ、今後も続けるか検討するということです。