仙台うみの杜水族館で生まれたバンドウイルカの赤ちゃんの一般公開が、6日から始まりました。訪れた人は、かわいらしい赤ちゃんイルカに癒されていました。

お母さんイルカにくっつきながら泳ぐバンドウイルカの赤ちゃん。

時折、小さな体を水面から出しかわいらしい姿を見せていました。
イルカの赤ちゃんは、イルカやアシカのショーが行われる「うみの杜スタジアム」で飼育されていて、これまでは、ストレスを与えないようにと立ち入りが制限されていました。

6日からは、後ろの3列目まで立ち入ることができるようになり、遠足で訪れた子どもたちが、赤ちゃんイルカの姿を見て歓声をあげていました。

訪れた子ども:
「めっちゃかわいいです」
「お母さん見習って、みんなに喜んでもらえるイルカになるといい」

バンドウイルカの赤ちゃんは、5月28日に生まれました。

仙台うみの杜水族館では初めての誕生です。今のところ順調に成育していて、まだ性別や体重などはわかっていません。

仙台うみの杜水族館・片野裕由美さん:
「生まれて、うれしさと一緒にほっとしたというのが大きいです。一緒に泳いでいる姿もそうですし、子どもが1頭でプールを元気よく回っているところをお母さんが、遠巻きに優しく見守っているところだったりとか、そういったところを見てもらいたい」

仙台うみの杜水族館では、赤ちゃんイルカの健康状態をみながら、近くで見学できるよう順次、立ち入り制限を解除していくということです。

まだ生まれたばかりですので、遠くからそっと見守りたいですね。なお、赤ちゃんイルカの誕生に伴い、現在、イルカのショーは休止となっています。