女川原子力発電所に15日、原子力規制委員会が訪れ、検査官による放射線管理などの検査を視察しています。

東北電力女川原子力発電所には15日、原子力規制委員会の伴信彦委員ら3人が視察に訪れました。

伴委員らは環境放射線を測定する設備=モニタリングポスト3か所を回りながら、原子力規制庁の検査官が放射線を管理する様子や設計図、記録書類などを監視する「チーム検査」を確認しました。

原子力規制委員会 伴信彦委員:
「視察後は担当者と意見交換をして、チームの中で総合して最終的に指摘事項があるかを評価していく。仮に問題があったとしても、それを自分で見つけて是正できるような態勢になっているかが大事」

放射線管理のチーム検査は2年に1度行われていて、今月12日から23日までの2週間の検査結果が8月の委員会で公開される予定です。原子力規制委員会などによる視察はあすまで行われます。