イオン仙台店などが入居していた読売仙台ビルが、2029年度の完成を目指して建て替えられることになりました。新しいビルには、オフィスや商業施設に加え、ホテルも入る予定です。

読売新聞東京本社不動産センター 恒次徹センター長:
「地域のニーズ、時代の変化もあり、これに対応した新しいビルに建て替えるべきだろうと」
これは、読売新聞などが、23日に記者会見して明らかにしたものです。

建て替えられるのは、いずれも読売新聞が所有する読売仙台ビルと、隣接する新伝馬町中央通りビルです。

読売仙台ビルには、2025年2月に閉店したイオン仙台店などが入居し、市民から親しまれていましたが、完成から50年がたち、建て替えられることになりました。

建て替えプロジェクトには、東急不動産も加わり、5月1日から解体工事が始まるということです。

新たなビルは地上10階以上となる予定で、低層階には商業施設、中層階にはオフィス、高層階にはホテルが入り、国内外の観光客の呼び込みを図ります。ビルの完成は2029年度の予定です。