大規模な山林火災の延焼が続く、岩手県大船渡市の被災者を支援しようと、宮城県気仙沼市の中学生が、3日に地元のスーパーで募金活動を行いました。

募金活動を行ったのは、宮城県の気仙沼市立鹿折中学校の2年生3人です。3人は、3日に市内のスーパーで山林火災の延焼が続く、岩手県大船渡市の被災者を支援するため募金への協力を呼びかけました。募金活動は、生徒たちが自発的に考え放課後に行ったもので、買い物客は次々と善意を寄せていました。

募金した人:
「早く鎮火してもらえればいいが、あまり力になれないが、募金だけでもと思って」

中学2年生:
「中学校の近くに三陸道が通っていて、毎日ヘリコプターの音や緊急車両が見えて、何か私たちに出来る事がないかと思って。少しでも大船渡の人たちのために役に立ちたいと思い(募金活動を)始めた」

生徒たちは、3月1日と2日にも募金活動を行っていて、3日を含め合わせて約36万2000円が集まりました。寄せられたお金は、今後、生徒たちが直接、大船渡市に届けるということです。