また、漁船側にとっては、近年の「コストの上昇」が今回の不正取引の背景にあるのではないかと話します。

摂南大学・山本尚俊教授「生産者(漁船)にとっては円安による燃油価格の高騰とか、資材費も上がっている。コスト負担が増す中で、漁業者の経営は非常に厳しいのではないかと想像できる。漁業者の経営、あるいは乗組員の所得の問題や困窮が漁船側(の事情として)あるのでは」