先週、7年ぶりの開幕戦勝利を果たしたJ2・ベガルタ仙台。開幕連勝のカギは、新加入の大型フォワードです。
長髪にオールバックのこの選手。今シーズン、栃木SCから加入した宮崎鴻選手です。武器は184センチ、82キロの恵まれた体格を生かした迫力のあるプレー。フィジカルで相手選手を弾き飛ばします。開幕戦では新加入ながらスタメン出場。ロングボールを胸で収め強引にシュートまで持ち込み…パスに抜け出し決定的なシーンもつくり相手を脅かし続けました。

ベガルタ仙台 宮崎鴻選手:
「もちろん初戦あれだけ(ロングボールの)ターゲットになったので、これから対策されてくると思う。僕以外の選手をいかに上手く使えるかということがテーマになってくると思いますし、前線でのコンビネーションだったりワンタッチで崩す部分だと思うので、そこの精度をもっとトレーニングから上げていきたい」
同じく新加入で開幕戦、2トップを組んだ荒木駿太選手は宮崎選手についてこう話します。

ベガルタ仙台 荒木駿太選手:
「結構なんでもできるという印象。ヘディングもできますし収めることもできる」
同い年の二人は駒澤大学で共にプレー。次節徳島戦も息の合ったプレーで、攻撃を活性化します。
ベガルタ仙台 荒木駿太選手:
「鴻(宮崎選手)にパスを出してワンツーで入っていったり大学の時からそういうプレーはやっていたので、それをまた出していければいい」

ベガルタ仙台 宮崎鴻選手:
「(次に対戦する徳島は)かなりアグレッシブに来るチームだと思っているので、先手を握られないようにしたい」
また、森山監督は「守備がだいぶ安定しているので、アウェーではしっかり勝ち点1か3を持って帰って、ホームで勝つという戦いをしていきたい」と意気込みを語りました。開幕連勝でJ1復帰へスタートダッシュを決めたいベガルタ仙台。次節は23日日曜、アウェーで徳島ヴォルティスと対戦します。