■初詣でひらめきました!

コーセイサービス 吉野征雄会長:
「お正月といえば、お子さんからお年寄りまで必ず初詣に足を運んで鳥居をくぐるんですよね。あっ!これだと」


吉野さん、初詣で訪れた神社でひらめきました。「日本人は、鳥居=神様。その神様のところにごみを捨てるわけがない」そう思ったのです。

そこで小さな鳥居を手作りし、町や行政区に許可を得て設置しました。すると!


コーセイサービス 吉野征雄会長:
「効果はすごくね、自分でいうのもおかしいんですけど、ごみの量からいったら圧倒的に効果があったなと」


効果は抜群。これまで年間▼2トンもあったごみの不法投棄はなんと、その5分の1の▼400キロまで減ったのです。


コーセイサービス 吉野征雄会長:
「これくらいうれしいことは、なかったですね」


地元の人も不法投棄の激減を実感しています。

町の人:
「前は田んぼにどんどん投げられて大変だったんです。これが置かれてからはよっぽど少なくなりました」


それにしてもなぜ、大河原町に建てられた鳥居とほぼ同じものが、登米市や栗原市にもあるのでしょうか。疑問が残ります。