デジタル技術やデザインなどを学ぶ専門学校生の卒業制作展が、14日と15日に仙台で開かれています。オリジナルのアクションゲームやAIを搭載したドローンなど完成度の高い作品が並んでいます。

東北電子専門学校の卒業制作展には、3月に卒業する約570人が制作した個性豊かな作品や研究の成果が展示されています。

ゲーム科で学ぶ10人で制作したアクションゲームは、キャラクターを操作しながら敵を倒す速さを競います。臨場感のある動きなどを一からプログラミングして作り上げました。

制作した専門学校生:
「自分のつくったゲームをプレーしてもらえてうれしい。ちゃんと動いてよかった」

また、AIテクノロジー科の展示は、一見すると普通の「ドローン」ですが。人の声に反応して離陸や着陸ができます。

災害現場などで誰でも簡単に操作できるドローンを開発できないかと考え、AIを組み込んだということです。

訪れた人:
「言葉だけで操作するのがすごい」
「簡単にはつくれないものだと思うのですごく頑張ったのだと思った」

卒業生の多くは、IT企業をはじめ民間企業に就職する予定だということです。この卒業制作展は、仙台市青葉区の東北電子専門学校で15日も開かれます。