2022年に福島県沖で発生した地震で観客席の一部が損傷した利府町の宮城スタジアムが復旧工事を終え1日から一部で利用が再開されました。
1日からトラックの利用が再開された利府町の「宮城スタジアム」ではさっそく高校生50人ほどがジョギングなどで汗を流しました。

宮城スタジアムは2022年3月の最大震度6強を観測した地震で観客席の2階およそ50メートルがたわむなどの被害を受け、おととし2月からおよそ16億8000万円をかけ復旧工事が行われました。

地震の揺れが分散するようにコンクリートの結合部に隙間を設けるといった耐震対策も施したということです。
利用した高校生:「またここで走れてうれしいことがひとつまた走りやすいと思った」
県スポーツ振興課・見田茂紀課長:「トラック部分を一部解放出来て安堵している」

スタジアムは今後、高校総体や国民スポーツ大会の県予選などの陸上競技で使われます。また、3月1日のベガルタ仙台、ホーム開幕戦でも利用されます。