ポイントは20代30代の離職防止です。自動車整備業界の人材不足を解消しようと関連企業を対象にしたセミナーが29日仙台市内で開かれました。

仙台国際センターで開かれたセミナーには、東北6県の自動車整備業の経営者らおよそ80人が参加しました。自動車整備に関する仕事は、少子化や若者の車離れの影響などから人材不足が課題となっています。

リクルートジョブズリサーチセンター 宇佐川邦子センター長:
「長時間労働はもちろんですが、ライフイベントに合わせて時間を選択できるとか、20代30代の離職防止を優先的に考えていただきたい」

参加者は、人材確保のポイントなど講師の説明に耳を傾けていました。

参加者:
「20代に離職されないように、魅力とか会社の待遇とかを含めて時代に合わせて変えていかなかえればと感じた」
東北運輸局 川崎博局長:
「女性、シニアの活用がキーになると思う。きょうの話をヒントにアイディアを出して取り組んでほしい」

このセミナーは、東北運輸局が企画したもので今回が2回目です。