年明け以降もインフルエンザの流行が続く中、医療機関や薬局は薬不足に頭を悩ませています。専門家は、この状況が「数年単位で続くのでは」と危機感を募らせます。

仙台市青葉区の「マリーン調剤薬局一番町店」です。この薬局でも数年前から一部の医薬品が足りない状況が続いています。

マリーン調剤薬局一番町店 管理薬剤師 佐藤貴弘さん:
「咳止めをはじめ、かぜ薬関連が、このように在庫が少なくなってきているような状況」

特に咳止めや痰を切る薬、抗生物質などは、数か月入荷がないものもあり、頭を悩ませていると言います。

マリーン調剤薬局一番町店 管理薬剤師 佐藤貴弘さん:
「日々、卸売会社に入荷の確認や処方元の医師への代替案の提案など、できる限り患者に薬を渡せるようにしている」