学校給食がない冬休みや年末年始の子どもたちの支援につなげられます。家庭で余った食べ物などを寄贈する「フードドライブ」で、NTT東日本が集めた食品が宮城県富谷市のNPO法人に贈られました。

玉置佑規キャスター:
「今回のフードドライブで集まった食品がずらっと並んでいます。お米やレトルト食品、缶詰のほかお菓子など900点以上もあります」

20日は、NTT東日本宮城事業部が集めた食品が、富谷市を拠点に困窮する家庭に食料を支援する「ふうどばんく東北AGAIN(あがいん)」に寄贈されました。

フードドライブは食品ロスを減らし、必要とする人や施設の支援につなげる取り組みで、NTT東日本宮城事業部では2021年から取り組んでいます。今回は従業員やその家族からコメやレトルト食品、缶詰、お菓子など合わせて923点、重さにして213キロの食品が集まりました。

NTT東日本宮城事業部 平野裕企画総務部長:
「(年末年始に)日頃よりもたくさんの食品を召し上がって楽しんでいただける。一年の振り返りもしながら楽しい年末年始を過ごしてもらいたい」

ふうどばんく東北AGAIN 富樫花奈副代表理事:
「物価高やコメが足りない状況で、運営している子ども食堂も、ものすごく苦労した1年になった。このタイミングでいただけたのは本当にありがたい」

寄贈された食品は、クリスマスや年末に向けて県内の子ども食堂などに届けられるということです。