只野さん、もう一度原点に…
現在、災害危険区域となり人が住むことができなくなった大川の町に、賑わいを取り戻すため、人が集える場所を作ろうと活動している只野さん。小椋さんとの出会いが活動をさらに後押しする出来事になったと話します。
只野哲也さん:
「もう一回、原点に立ち返るというか。なんのためにここでやっていくのか、どういう場所にしたいのかを本気で考えていこうというのを、小椋さんのコミュニティに触れることで感じることができた」

思い出の詰まったふるさとの姿を取り戻すために。小椋さんとの出会いを経て大川への思いは一段と強まっています。
只野哲也さん:
「人の声がもっと聞こえるような。言ってしまえば殺風景なのでここにもっと家族や子供たちの声が響くような空間になれば一番いいな」

只野さんは小椋さんとともに、これまでの経験や2人の交流、今回の講演会について綴った本を脱線事故から20年となる来年4月に出版する予定です。